イワシというのは健康への効果がとても高い魚です。
イワシに含まれるEPAは血中コレステロール値を減らしてくれますし、脳の働きを高めるDHAといった不飽和脂肪酸がたくさん含んでいます。
青魚は身体に良いと言われていますが、イワシはトップクラスです。カルシウムも豊富に含まれています。さらにカルシウムの吸収を20倍もアップさせるビタミンDも多量にあります。だから、イワシを食べることで、カルシウムの吸収量が非常によくなり、骨粗鬆症の予防や、精神の安定といった効能がとても高いのです。
骨を丈夫にしてくれる上に、イライラの解消にも役立ちます。
老化を予防してくれるレチノールや核酸という成分や、脳神経の働きを高めるナイアシンといった成分も含まれています。
イワシの中で、食用となるのは、マイワシやカタクチイワシ、ウルメイワシ、キビナゴなどです。目指しやしらす干し、たたみイワシといった加工品もたくさんあります。
また、EPAやDHAといった脂肪酸は酸化しやすいのですが、酸化を防ぐ作用のあるβカロチンやビタミンC・Eを含む野菜と一緒に食べましょう。
イワシのマリネに、野菜であるたまねぎやトマト、スライスしたにんじんといったものを混ぜ込みます。野菜の中でも、セロリなど香味野菜もとても合います。
DHA、EPAをたくさん食べるのにマリネは最適です。
レモンを掛けるのもいいとおっもいます。
イワシはまるごと食べるのがおすすめです。DHAというのは、記憶力向上、認知症予防、視力回復といったことと安眠にも効果があります。EPAは脳卒中予防、動脈硬化予防、中性脂肪低下も期待できます。
血栓予防や健脳、老化予防が期待できるイワシ。
栄養の宝庫です。たくさん食べましょう。